まとめて紹介しましょう。
便利機能の使い方
キャプチャーコマンドやファイルの読み込み/保存と同様に、便利機能も「ファイル」タブから起動します。
各ツールを終了するときは、キーボードの【Esc】キーを押しましょう。
カラーピッカー
画面上をクリックするとその座標の色情報を取得します。
マウスポインターとは離れたところに拡大ビューが表示されるので、狙った座標を正確に指定できます。
マウスのボタンをクリックすると、その地点の色情報を取得したうえで、カラーパレットが表示されます。
カラーパレット
色を選択するためのパレットで、カラーピッカー使用時に現れるほかに単独で起動することもできます。
色情報はHTML用の16進表示以外にRGB値や、C++用、Delphi用などでも表示できます。
またカラーをセットにしたテーマ5つがプリセット登録されています。
拡大鏡
マウスポインタ周辺を独立したウィンドウに拡大表示します。
倍率は2~10倍まで指定できます。
ピクセル定規
画面上に半透明の定規を表示します。
定規自体をマウスでドラッグして基準の位置を決めたあと、マウスを動かすと定規の上を赤いラインが移動して原点からのピクセル数を表示します。
定規は横位置/縦位置を切り替えられるほか、コマンドやキー操作によるピクセル単位での移動、横位置/縦位置の切り替え、単位の切り替え、色と透明度の指定が可能です。
なお定規の回転はできません。
十字ライン
画面上に十字線を表示します。
最初にクリックした座標でひとつめの十字線が表示され、そこからマウスポインタを移動することでふたつめの十字線が現れます。
このとき、最初の位置を原点とした相対座標が表示されるので、Webページに使われている画像の大きさを調べるようなときに便利です。
3点めをクリックすると最初の十字ラインは消えてふたつめの十字ラインを基準とした座標が表示されます。
以下、クリックするたびに同じように動作します。
分度器
画面上の3点をクリックすることで角度を測定します。
最初にクリックした点が原点で、そこからマウスポインタを移動すると原点との間に線が現れます。
クリックするとこの線が確定し、そこからさらにマウスポインタを動かすことで2本めの線が現れます。
1本めと2本めの線が作る角度が原点付近に表示されます。
ホワイトボード
画面上に線や図形を描く機能です。
通常のマウス操作は一時的にロックされて、線や矢印、矩形、角丸矩形、楕円などの図形を描きます。
描いた図は、PicPickに保存してさらに加工・編集が可能です。
Webデザインや画像編集にあると便利
どれも画像の加工をちょっと便利にしてくれるツールで、特にWebサイトの作成やデザインのチェックに役立ちそうです。
キーボードショートカットで直接起動することもできますが、初期設定では割り当てられていないので、自分でカスタマイズしてください。
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