デジタル写真やスクリーンショットなど画像を扱う場合、画像の閲覧(表示)を効率よく行えるビューアーが欠かせません。
さらに単なる表示だけではなく、重要な画像をすばやく見つけ出せる管理機能や簡単な画像編集(修正)機能があると、もっと便利です。
今回はそんな画像ビューアーの代表格としてXnViewのインストールと初期設定のやり方を紹介します。
この記事の目次
閲覧、管理、編集の機能を備えた高機能画像ビューアー
XnViewは、画像を効率よく探しだして管理できる高機能ビューアーです。
海外製のオンラインソフトで、非商業目的の個人利用であれば無料で使えます。
機能が豊富で、単に写真を表示するだけでなく、あとあと見つけやすいように分類整理したり、ファイルの削除や名前の変更などの管理もできます。また、トリミングや回転、色や明るさの調整といった加工もできる多機能ソフトですから、とりあえずインストールしておくと便利です。
XnViewの主な機能
- フォルダ単位でのファイル閲覧
- お気に入り写真の登録
- 写真に評価をつけて探しやすくするレーティング機能
- カテゴリ登録を使った分類・検索
- デジカメ撮影情報の表示
- コピー/移動/名前の変更などのファイル管理機能
- ヒストグラム表示
- ファイル形式の変換
- 回転/トリミング/リサイズなどの加工
- コントラスト/カラー調整/レベル補正など
- 画像フォーマットの変換
- 複数画像の一括変換処理
- メニュー/コマンドの日本語表示可能
- 画面キャプチャ(スクリーンショット)
XnViewをダウンロードする
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1公式サイトへアクセスする
XnViewの公式サイト(英語ページ)へアクセスします。
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2XnView MPを選択
XnView MP(マルチプラットフォーム版)を選択します。
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4インストーラーをダウンロード
ここでは64bit版Windows用をダウンロードしています。
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5保存先フォルダを選択
XnViewをインストールする
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6インストーラーを起動
ブラウザがGoogle Chromeの場合、インストーラーのダウンロードが終わるとウィンドウの左下にダウンロードしたファイルの情報が表示されます。
クリックして起動しましょう。
その他のブラウザを使っている場合は、各ブラウザの使い方にしたがって操作してください。
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7デバイスの変更を許可
次の図のようなメッセージが現れます。[はい]をクリックして許可してください。
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8インストーラーの言語を選ぶ
インストーラーが起動したらまず、インストール中に表示する言語を選びます。
残念ながら日本語は選べないので、英語のままにしておくのがいいでしょう。
あくまでインストール中に表示される言語で、XnView本体には関係ありません。
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9ライセンス承認
"I accept the agreement"をonにして次へ進みます。
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10インストール先フォルダを選ぶ
インストール先のフォルダを指定します。そのままで良ければ、次へ進みます。
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11スタートメニューへの登録
スタートメニューに登録する名前を指定できます。ふつうはそのままでいいでしょう。
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12ショートカットの作成
デスクトップにショートカットアイコンを作成したり、クイックローンチに登録することができます。不要ならオフにして構いません。
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13最終確認
ここまでの設定を確認します。やり直したいときは[Back]で前へ戻ってください。
問題なければ[Install]をクリックすると、インストールが始まります。
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14インストール終了
インストールが終わったら[Finish]をクリックして終了です。
"Visit Website"にチェックしておくと、公式サイトにアクセスします。
XnView初回起動時の初期設定
インストールが終わったら、スタートメニューやデスクトップのショートカットアイコンからXnViewを起動しましょう。
初めて起動するときは、基本設定のためのダイアログボックスが表示されます。
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15基本設定ダイアログボックス
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16日本語を選択する
自動で日本語表示になっていますが、念のため「言語」を日本語に変更しておきましょう。
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17コンテクストメニュー設定
’XnViewで開く'をコンテキストメニューに追加しておくとさらに便利になります。