HomeページにはWebページのショートカットが表示されています。
ここをカスタマイズしてもっと使いやすくしましょう。
この記事の目次
FireFoxの新規タブ画面
FireFoxの初期状態では次のスクリーンショットのように、アイコンが一列表示されています。
もちろんこのアイコンはWebページのショートカットなので、クリックするとWebページにアクセスします。
このショートカットはブックマークとは関係なく、よく利用するWebページが自動で登録されるようになっています。
特に管理の必要はなく、利用頻度の高いページが入れ替わっていくので便利なんですが、もっとたくさん表示できたらと思うこともあるでしょう。
そんなときは、ショートカットの表示数を増やすことができます。
ショートカットの表示パターン
ショートカットの数はウィンドウの横幅に応じて変化しますが、基本的には偶数です。
ウィンドウ幅が狭いときは横2×縦3の6個が表示され、少し広ければ横4×縦4、最大に広げると横8×縦1となります。
もうお分かりの通り、スマートフォン向けやタブレット向けにレイアウトが変化するレスポンシブデザインになっているわけです。
ショートカットの表示数を増やす
ショートカットの数を増やすには、初期ページの右上にあるコグ(歯車)アイコンをクリックします。
すると、ショートカットの設定画面が現れます。
「ショートカット」の設定が最初は"1行”になっているので、ドロップダウンリストから行数を選択しましょう。最大4行まで指定できます。
次のスクリーンショットは、1行あたり6個の状態で2行表示にしたところです。
ウィンドウをタブレットサイズ(1行あたり4個)にすると、見かけ上横4×縦4の表示になりますが、FireFoxの設定上では、これが2行表示ということです。
ウィンドウ幅を広げれば横6×縦2や横8×縦2に変化します。
「最近のアクティビティ」も表示させる
設定パネルの中にはショートカットだけでなく最近のアクティビティというオプションもありました。
これをオンにしてみましょう。
するとショートカットの下に次のようなアイコンが追加されます。
ここには、ブックマークしたWebページやダウンロードの履歴が表示されます。
設定パネルのいちばん下にあった[他の設定を管理]をクリックしてみましょう。
するとFireFoxの設定画面が現れます。
「ホーム」タブの中ほどにあるFireFox Homeコンテンツというのが、新規タブに表示するコンテンツの設定です。
ここでは”ウェブ検索”と”スニペット”がオフ、”ショートカット”と”最近のアクティビティ”がオンになっています。
”最近のアクティビティ”も表示数を1行~4行から選択できます。
さらに、表示する項目を次の4つから選択できます。
-
訪れたページ
-
ブックマーク
-
最近のダウンロード
-
Pocketに保存されたページ
これらを自分好みにカスタマイズしていきましょう。
コンテンツの管理
ショートカットや最近のアクティビティは個別に管理できるようになっています。
どちらも各アイコンの右上隅をマウスでポイントすると三点ドットのアイコンが現れ、クリックするとメニューがポップアップします。
"ショートカット"の操作
ショートカットではアイコンを削除したり、逆に履歴が消えないようにピン留めすることができます。
[閉じる]はHomeページ上のショートカットだけを削除するのに対し、[履歴から削除]は文字通り、FireFoxに残っている履歴そのものを削除します。
そのほかにページを新しいウィンドウで開いたり、[編集]コマンドではショートカットのタイトルやURL、アイコンの変更ができます。
"最近のアクティビティ"の操作
最近のアクティビティでは、コンテンツの内容に応じてメニューの内容が多少かわります。
Webページの場合はブックマークに登録したりPocketに保存することができます。
すでにブックマークに登録されているばあいはブックマークの削除が可能です。
ダウンロードしたファイルでは、[ファイルを開く][保存先フォルダーを開く]「ダウンロード元のURLをコピー]などのコマンドが利用できます。
日頃のWebアクセスがより便利に
FireFoxユーザーはこのようにHomeコンテンツをカスタマイズすることでより使いやすくなります。
このあたりの柔軟性はChromeより上なので、ぜひ活用してください。