PicPickの概要については前回の記事を参照してください。
-
-
キャプチャから即画像編集できるPicPickが便利だ
PicPickは画像編集と共有機能が特徴の画面キャプチャーソフトです。 スクリーンショットに図形や文字を描くのに、いちど保存して他のソフトで開くような手間がいらないのは便利ですね。 さらにサーバーへの ...
続きを見る
この記事の目次
フルスクリーン
デスクトップ全体をキャプチャーします。
コマンドをクリックするとすぐに実行されます。
アクティブウィンドウ
アクティブなウィンドウだけをキャプチャーします。
これもコマンドをクリックするとすぐに実行されます。
ウィンドウコントロール
マウスポインターで指示した部分をもとに、ウィンドウ内のメニューバーやリボン部分、ドキュメントエリアなどを自動的に認識してキャプチャーします。
認識した範囲は赤い枠で表示されます。
スクロールウィンドウ
Webページなどドキュメントエリア全体をスクロールしてキャプチャーします。
キャプチャー範囲は、マウスポインタを基準に自動で認識され、赤い枠で表示されます。
なお、Webブラウザ以外についても試しましたが、エクスプローラーについてはスクロールできないようです。
サイズ選択
ドラッグで選択した範囲をキャプチャーします。
サイズ固定
指定したサイズでキャプチャーを行います。
キャプチャーする位置はマウスで指定します。
初期設定では320×240ピクセルになっていますが、キーボードの【Esc】キーを押すかマウスの右ボタンをクリックするとサイズ指定用のダイアログボックスが現れます。
フリーハンド
マウスで自由にドラッグした領域を切り取ってキャプチャーします。
リピートキャプチャ
直前に実行したキャプチャーを繰り返します。
ツールバーによる切り替え
フルスクリーンとアクティブウィンドウ以外のキャプチャー方法については、コマンドを実行するとツールバーが現れます。
このツールバーでは、キャプチャー方法を変更できるほか、出力方法の指定ができます。
初期設定ではPicPickエディター、つまり編集画面に出力しますが、そのほかにクリップボードへの転送、指定フォルダーへの保存、印刷などが可能です。
また共有も可能で、クラウドストレージへの保存、SNSやスカイプへの投稿、メールへの添付、Microsof Officeやその他の外部プログラムへの出力ができます。
キャプチャーのオプション設定
キャプチャー画像の出力先以外にもオプションの指定が可能です。
[ファイル]タブから[環境設定]を開いて「キャプチャー」タブを選択します。
-
デュアルモニターのサポート
-
キャプチャー時の効果音の有効化/無効化
-
カーソルのキャプチャー
-
常にクリップボードへコピー
-
キャプチャーツールバーの表示/非表示選択
-
遅延キャプチャーの設定
遅延キャプチャーの時間はミリ秒単位で指定します。
そのほかにスクロールキャプチャーの遅延時間、マウスポインタ位置の拡大表示と倍率の指定が可能です。
キャプチャ機能は文句なし!
HyperSnapに比べると、キャプチャー遅延時間の設定をすぐに切り替えられないのはちょっと見劣りしますが(私は、ふつうのキャプチャと遅延キャプチャをかなり頻繁に使い分けます)、ふつうの方にとっては充分ではないでしょうか。
なお、Webページ以外のスクロールキャプチャについては、エクスプローラーではうまく動きませんでしたが、Typoraのほうは成功しています。