周辺機器

メカニカルキーボード用スイッチの打鍵感を動画でチェックしよう

キーボードの操作感は入力作業の効率や疲労感に直結する!ということで、前回の記事では最近のメカニカルキーボード事情をまとめました。

今回は補足としてZF Electronics社製スイッチのタイピングや音の感覚をYouTube動画で紹介します。

参考

今回紹介する動画は、パソコンショップでは有名なツクモさんのチャンネルTsukumo Netshopで公開されているものです。

Cherry MX 各モデルの違いを実感しよう

前回の記事で紹介したキースイッチの詳細ページの中にも、音を聴けるものがありました。でもスイッチ単体の音だったので実際に使ってみるのとはちょっと遠い感じがします。

そこでさらに調べてみたら、Tsukumo NetshopさんのYouTubeチャンネルにCherry MX主要モデルのタイピング動画がアップされていました。

実際にタイピングしているところを収録しているので、これなら感じが掴めます。Tsukumo NetShopさん、ありがとう!
(それにしても、だいぶ前の動画なんですね)

Cherry MX 黒軸

まずいちばん古くからあるらしい黒軸です。

軽くてあまり角が立っていない感じがします。

Cherry MX 青軸は高めのはっきりした音

続いていちばんクリック感があり、ゲーマーに好まれるらしい青軸。

カチカチと高めの音がします。

Cherry MX 茶軸

メカニカルキーボード初心者向きといわれる茶軸です。

少しクリック感がありそうな、パキッとはっきりした音です。

Cherry MX 赤軸

軽いタッチで音が静か、長時間のタイピング向きといわれる赤軸。

私には黒軸とちょっと似た感じに聞こえました。

4つまとめて比較した動画もあった

最後にTsukumo NetShopさんではありませんが、もうひとつ動画を紹介します。

こちらはCenturyというキーボードメーカーさんの動画です。Cherry MXの4つのタイプをまとめて紹介しています。

どうも上のTsukumoさんの4つの動画とは音が違う感じがしますね。動画のコメントでも、底付きしたときの音だという指摘があるので、実際の使用感とはちょっと違うのかもしれません。

 

だんだん個性がわかってきた

情報を調べていくウチに、さらに判ってきたことがあります。

赤軸はクリック感が少なく、押下圧も低いとあちこちのレビューやブログで書かれているんですが、実は押下げていくほど重くなっていくそうで、コレをリニアタイプというようです。そうなると、ストロークの最後でいちばん重くなったところでも、押下が圧弱めということでしょうか。

クリック感がないのは最後でバネが効く(=重くなる)からかもしれません。
これは明らかな勘違いでした。

同じリニアタイプが黒軸ですが、押下圧は赤軸より高く、しかも青軸と同じです(ただし誤差の範囲が、青軸のほうがシビアなようです)。Centuryさんの動画ではかなり音がありますが、実際には最後に重くなって底付きしにくいので、Tsukumoさんの動画のようなわりとスコッと抜けた音になるのでしょう。

茶軸は接点部分に少しだけクリック感付けてあります。接点部分というのがみそで、ストロークしきった最後の部分ではなさそうです。

このあたりの違いは、Filco製キーボードを販売しているダイアテックさんのCherry MX 紹介ページに詳しく書かれています。特に各キーの動作アニメーションをよく見比べてください。青軸と茶軸が独特の動きをしているのが判ります。

以上の動画を見て、最後に管理人の好みですが、音については茶軸がいいですね。いかにもメカニカルキーボードらしい感じがします。

タッチは動画ではわかりませんが押下圧が大きくてなおかつ最後が重くなって底付きしにくそうな黒軸が良さそうな気がしています。

 

タッチ音を長時間聴きたいひとはこちらもおすすめ

Filco Majestouch キーボード青軸モデル

Filco Majestouch キーボード黒軸モデル

Filco Majestouch キーボード茶軸モデル

LEOPOLD キーボード赤軸モデル

これ聴いてたら、正直音はどれでもいいような気がしてきましたw

 

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