では、モデリングアンプの能力を引き出すための音作りが可能です。
ここではエフェクターの概要を紹介します。
掲載しているスクリーンショットは、Windows版 Spider Remoteのものです。
この記事の目次
エフェクターの接続順
音色(TONE)設定を選ぶとパッチが設定されています。
<01B>
Accousticを選択した場合、入力側から順に、次のように並んでいます。
- Gate
- Wah
- Stomp
- Delay
- Amp
- Comp
- EQ
- Vol
- Mod
- Reverb
このうちStomp、Delay、Vol、Mod、Reverbの5つについては並び順の入れ替えができます。
各アイコンをプレスするかドラッグを始めると移動可能な位置に縦のラインが現れるので、すぐにわかります。
各エフェクターのパラメーター設定とともに、接続順を入れ替えることで好みの音作りができます。
パラメータのみの機能
Gate、Comp、EQの3つについては特定機種のシミュレートをしているわけではないので、タイプの選択はありません。
Gate
ノイズゲートです。
スレッショルド(Threshold)とディケイ(Decay)を設定できます。
Comp
コンプレッサーです。
スレッショルド(Threshold)とゲイン(Gain)を設定できます。
EQ
4バンドのセミパラメトリックイコライザーです。
Lo Shelf、Lo Mid、Hi Mid、Hi Shelfの4つの帯域についてそれぞれ、周波数(Freq)とゲイン(Gain)を調整できます。
機種選択可能なエフェクト
その他のエフェクターについては、実在のモデルをシミュレートしているため、機種の選択が可能です。
シミュレートしている機種については、機材に詳しい方なら名前とアイコンで区別できるようになっているので、スクリーンショットで確認してください。
当然ながら、設定可能なパラメータは機種によって異なります。
Wah
ワウペダル(昔はワウワウといってましたが、今はこう呼ぶようです)は8モデル。
Stomp
オーバードライブやディストーション、コンプ、ファズなど20モデルから選べます。
Mod
コーラス、フランジャー、フェイザーなどのモジュレーション系23モデルから選べます。
Delay
ディレイ、エコーを14モデルから選べます。
Reverb
リバーブ系は8種類です。ルーム、チャンバー、ホール、プレートがあります。
ピッチ系はなし
エフェクターに詳しくなくて細かい説明ができませんが、ご容赦ください。
乏しい知識でざっと見たところ一般的なものはひととおり入っているようですが、ピッチシフターやオクターバーは見当たらないようです。
いずれは使ってみたいと思っていたので、これはちょっと残念でした。
とはいえ、コストパフォーマンス的には充分ですけどね。
Line6 Spider V MkIIシリーズ ラインアップ(イシバシ楽器)
チェック