連番生成があります。
今回は、お~瑠璃ね~むを使った連番生成の方法を紹介します。
お~瑠璃ね~むの概要についてはすでに紹介しているので、そちらも参照してください。
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ファイル名一括変更ソフト「お~瑠璃ね~む」の基本機能
ファイル名の一括変更ソフトお~瑠璃ね~むの基本的な機能と使い方を紹介します。 セットアップと起動方法については以前の記事で紹介しているので、そちらを参照してください。 この記事の目次1 お~瑠璃ね~む ...
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この記事の目次
リネームしたいファイルを登録する
当然ですが、まず最初にリネームしたいソフトを登録します。
エクスプローラーからお~瑠璃ね~むのリストエリアへファイルをドラッグ&ドロップしてください。
ファイルが複数のフォルダーに分散していても構いませんから、どんどん放り込みます。
リネームしたい順に並べ替える
必要なファイルを登録し終わったら、ツールバー上の矢印ボタンやキー操作で並び順を入れ替えます。
リスト上の順序にしたがって上から連番が振られます。
連番を設定する
リストの並べ替えが終わったら、下の「ファイル・フォルダ名変更」タブで**連番(123...)を選び、連番のオプションを指定します。
左のドロップダウンリストで連番の書式を選択、右のドロップダウンリストでは連番を挿入する位置を指定します。
連番は元のファイル名の先頭につけたり、逆に後ろに付けたりできます。
プレビューで確認
指定が終わったら[変更確認]ボタンをクリックすると、ファイルリストに変更後の名前がプレビュー表示されます。
思ったとおりに連番が生成されているか確認してください。
この時点ではまだ実際に変換されたわけではなく、あくまでプレビューです。
指定がうまくいっていないときはやり直しができます。
変換を実行
リネーム設定に問題がなければ、[実行]ボタンをクリックします。
処理が終わると、リストはクリアされるので元のファイルが入っていたフォルダーで確認してください。
いろいろな連番設定
連番設定にもいろいろなやり方があります。
支援ツールで桁数や区切り文字を変更する
先ほどの例では00から始まる2桁の連番を生成しましたが、桁数を3桁や4桁にする、連番を開始する値を指定する。元のファイル名との間に区切り文字を入れる、などの指定ができます。
このようなときは[支援]ツールをクリックします。
ダイアログボックスが現れるので「連番開始の数字 or 英字」にスタートの値を入れてください。
”000"にしておくと、000から始まる3桁の連番を生成します。
ココがポイント
**開始の数字**を"00"や”000"にすると、連番の値はゼロから始まります。1から開始したいときは"01"や"001"にしてください。
区切り文字は連番と元のファイル名の区切りをわかりやすくするために使う記号などです。
区切り文字は連番の前、後別々に指定できます。
連番を先頭に追加するときは連番の後ろに区切り文字を指定しましょう。
末尾に追加する
先ほどの例とは逆に、元のファイルの末尾に連番を追加します。
ドロップダウンリストの後ろに追加を選択します。
区切り文字を使う場合は、連番の前に指定しましょう。
英字を連番生成する
連番には数字だけでなく英字も指定できます。
アルファベットでABCD・・・順に名前がつきます。
英字を指定する場合は左のドロップダウンリストの数字部分を英字に置き換えます。
また入力支援画面で連番開始の数字 or 英字を指定してもかまいません。
とびとびの番号を指定する
1234・・・と連続するのではなく、10、20、30・・・のようにとびとびに番号を振っていくこともできます。
入力支援画面で増分値のところに1以外の数を入力してください。
5を指定すれば5つおき、10だったら10おきの値が生成されます。
また増分値をプラスだけでなくマイナスにすることもできます。
既存のファイル名を連番と入れ替える
既存のファイルに連番を追加するのではなく、既存のファイル名を捨てて新しいファイル名に置き換えることもできます。
右側のドロップダウンリストで"新しい名前に+拡張子"を選んでおくと、拡張子は元のまま、古いファイル名を消去し新たに生成した連番をファイル名とします。
連番生成は一括リネームの中でも特に使用頻度が高い使い方です。
基本中の基本でもあるので、しっかり使いこなせるようになっておきたいですね。
連番生成のまとめ
- ファイルリストを並べ替えておく
- 既存ファイル名の先頭や末尾に連番を追加する
- 桁数、開始値、増分値を自由に指定できる