周辺機器

古いIDEドライブも接続できるUSB接続変換アダプタ

古いパソコンのハードディスクを抹消するために、USB接続できる変換アダプタを購入したので紹介します。

ベアドライブをアダプタに直接接続してバックアップやリカバーを行ったり、ドライブのクローンコピーを作れます。

 

SATA2基とIDE1基を接続できるアダプタ

今回購入したのは、パソコンとHDDやSSDをUSBケーブルで接続できるアダプタです。

現在主流になっているSATAタイプのHDDやSSDを2台と古いIDEタイプのHDD1台を接続できます。

 

容量に注意

今回この製品はAmazon.co.jpで購入しました。

商品名には「最大3TB」と書かれていますが、Q&Aのセクションを見た限りでは10TB対応とメーカー側で回答しているため購入に踏み切りました。

 

外付けドライブとして使う

このアダプタを付属のUSBケーブルでパソコンにつなぎ、アダプタに裸のHDDやSSD(ベアドライブ)を装着すれば、外付けのハードディスクやSSDとして使えます。

今回は、古くなってパソコンから取り外したドライブの中身を抹消するための接続用として購入したので、外付けドライブとして接続しておいて、Windowsパソコンからドライブ抹消ソフトを使ってデータの抹消を行いました。

そのほかにも、パソコン内蔵ディスクからのファイルコピーやバックアップなんかに使えます。

それぞれのコネクタにつないだドライブは、別々の外付けドライブとして認識されるので、外付けドライブ間でのファイルコピーもできます。

 

 

単独でドライブのクローンを作成する

この製品はパソコンにつながずに単独で使用することもできます。

SATA用コネクタの1番(SATA1)やIDE用コネクタにはSource、SATAの2番(SATA2)にはTargetと書かれていて、それぞれにドライブを接続してCLONEボタンを押すと、ドライブのクローンコピーを作成することができます。

変換アダプタのボディには、25%、50%、75%、100%のインディケーターがあって、クローン作成の進行状態を教えてくれます。

SATA/IDE接続アダプタ インディケーター

IDE1基とSATA2基のドライブを接続できる

クローンコピーのばあいパソコンに接続しておく必要がないので、夜間にコピーを作成しておくといった使い方ができます。

 

接続方法

ボディサイドの4面のうち3面はすでに述べたようにSATA1、SATA2、IDE用のコネクタです。

残るひとつはパソコン接続用のUSB端子と電源用のDC12V端子(ACアダプタが付属しています)、変換アダプタの電源スイッチ、そしてIDEドライブ用の電源端子です。

IDEドライブを接続するときは、付属の電源端子を使って、アダプタ側の電源端子とドライブ側の電源端子をつなぎます。

IDEドライブとの接続

IDEドライブ用電源ケーブルが付属

変換アダプタを使うときは付属のACアダプタを使って家庭用100Vコンセントにつなぎ、電源スイッチをオンにします。

電源を入れないとドライブを認識してくれません。

IDE/SATA接続アダプタ

USBポート、DC電源、IDE用電源などが並ぶ

 

緊急事態に備えてひとつ常備しておきたい

今回はおもにドライブ抹消用としてこのアダプタを購入しました。

すでにパソコンから取り外してあるドライブでも、このような変換アダプタがあれば外付けドライブとして使えます。

もちろんデータの保存やバックアップコピーにも使えます。

デスクトップパソコンが急に不調になったのでとりあえずデータだけでも救い出したいといったとき、ドライブを取り出して別のパソコンに組み込むといっためんどうな作業もいりません。

さらに日常的な使い方でも、プロジェクト別やクライアント別にSSDを用意しておいて、作業内容に応じてSSDを使い分けるといったことがカンタンにできます。

特に、ファイルサイズが大きくなる動画では、内蔵ハードディスクにすべて素材をため込む必要がなく、編集に必要な素材だけ取り出して使えるのは便利でしょう。

なにかと便利なので、ぜひこのような変換アダプタをひとつ持っておくことをお薦めします。

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