注意
2019年夏のアップデートで、Windows Ink ワークスペースの機能が変更されました。
この記事で紹介しているものとは、操作方法が変わっているのでご注意ください。
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Windows Inkはタッチ操作やデジタルペンでパソコンを操作する手書き機能ですが、タッチやペン対応のパソコンを使っていない私はまったく縁がなく、どうやったら使えるのかも知らないというか気にしていませんでした。
ところかWindows10のアップデートが進んで、タッチやペンに対応していないオーソドックスなパソコンでもInk ワークスペースを使ったほうが便利な場合があることが判明!
そこで、そもそもどういうものなのか、どうやったら使えるのか調べてみました。
この記事の目次
Windows Ink ワークスペースってそもそもなんだ?
手書き機能をサポートするツール
検索してみるとWindows Inkって表記されている記事やWindows Ink ワークスペースと書かれている記事があって最初は混乱しましたが、どうもWindows Inkが手書き機能の本体で、Ink ワークスペースは手書き機能を活用するためのサポート機能のようです。
Windows Ink ワークスペースには次の3つの機能があります。
- 付箋
- スケッチパッド
- 切り取り&スケッチ
付箋は前回の記事で、切り取り&スケッチについても少しの記事で紹介したので参考にしてください。スケッチパッドは、手描きのお絵かきツールといったところです。
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スケッチパッドも切り取り&スケッチもペンやタッチ機能を使っていろいろ図を描いたりできるので、関連ツールとしてWindows Ink ワークスペースにまとめられているんでしょう。
ところが、私のパソコンではどこからWindows Ink ワークスペースを呼び出したらいいのかわかりません。さらにググって調べることになりました。
タッチ&ペン未対応パソコンで使うには?
そこでわかったのは、
ココに注意
タッチやペン機能を搭載していないパソコンには、Windows Ink ワークスペースのアイコンが表示されていない
でも、判ってみると呼び出し方は意外と簡単でした。
タスクバーにInk ワークスペースのアイコンを表示する
タスクバーの何もないところを右クリックするとポップアップメニューが出てきます。そのメニューの中に[Windows Ink ワークスペースを表示]というコマンドがあるので、これをオンにします。
ココがポイント
タスクバーのポップアップメニューで[Windows Ink ワークスペースを表示]をオンにします
これでタスクバーの右の方にWindows Ink ワークスペースのアイコンが表示されます。
あとはこのアイコンをクリックすればワークスペースの中に付箋、スケッチパッド、切り取り&スケッチが並んでいます。
付箋も切り取り&スケッチもここから簡単に呼び出せるのでぜひ使ってみてください。
注意ポイント
Windowsワークスペースを呼び出すポップアップメニューの表示が大幅に変更されています。ご注意ください。
ちなみにタスクバーにWindows Ink ワークスペースアイコンを表示しなくても、キーボードショートカットで呼び出せます
キーボードショートカット
【Win】+【W】キー
デスクトップパソコンでも意外に便利、使わないのは惜しい
これでデスクトップやタワー型パソコン、タッチ未対応のノートPCでもWindows Ink ワークスペースを使えるようになりました。
いちどわかってしまえばけっこう便利、見逃してしまうには惜しい機能です。ぜひ皆さんも試してください。