Webページの表示速度を改善するとSEOにも効果があるといわれます。
そして表示速度が遅い原因として、画像サイズが大きく最適化されていないことが多いようです。
そこで、WordPressにアップしてきた画像をまとめて最適化する方法を紹介します。
EWWW Image Optimizerで一括最適化
当サーバーで運用しているWordPressにはどれもEWWW Image Optimizerというプラグインを導入しています。
このプラグインをインストールしているとアップロードした画像を自動的に最適化してくれるのですが、そのほかにプラグインをインストールする前にアップロードした画像も最適化してくれる機能があります。
プラグインをインストール・有効化すると、WordPress管理画面左端のメニューのうち「メディア」の中に[一括最適化]というコマンドが追加されます。
この[一括最適化]を使うと、すでにアップロード済みの画像ファイルはもちろんテーマに含まれる画像までまとめて最適化してくれます。
一括最適化の手順
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1[一括最適化]を選択
[ライブラリ]メニューから[一括最適化]をクリックします。
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2画像をスキャン
次の画面で[最適化されていない画像をスキャンする]を実行します。
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3最適化を実行
スキャンが終わると、最適化可能な画像の数が表示され[最適化を開始]ボタンが現れます。
ボタンをクリックすると最適化が始まります。
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5終了までしばらく待機
最適化にはそれなりに時間がかかります。進行中はバーグラフとリストで経過が表示されるので、終了するまでしばらく待ちましょう。
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6最適化終了
最適化終了後、結果を確認できます。
最適化できないときの対応
実は最初、ライセンス超過というメッセージが出て最適化を実行できませんでした。
EWWW Image Optimizerに無料のAPIキーを登録していたのですが、どうやら最適化できるファイルの数に制限があるようです。
そこでWebを検索してみたところ、APIキーを削除することで最適化が可能になったという例が報告されていました。
さっそく真似してみたところ、無事最適化に成功。どうやらAPIキーは圧縮(最適化レベル)の選択に関係があるものの、そこを除けば最適化そのものには関係ないようです。