WordPressでMarkdown記法を利用したいときもっとも手っ取り早いのは、多機能プラグインJetPackをインストールしてMarkdown用オプションを有効化することです。
ここでは、JetPackのインストールから、Markdwonを有効化するまでの手順を紹介します。
なお、新編集画面Gutenberg(グーテンベルク)を使う場合ここで紹介している設定は不要です。そのままMarkdown記法が使えます。
この記事の目次
JetPackプラグインのインストール
JetPackのMarkdown機能を使うには、当然のことながらまずJetPackプラグインをインストールします。
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1プラグイン管理ページにアクセス
WordPressの管理画面にログインしたら、プラグインページで[新規追加]をクリックします。
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2 JetPackをインストール
キーワード検索で「JetPack」と入力します。検索結果にJetPack by WordPress.comが表示されるので[今すぐインストール]をクリックします。
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3JetPackを有効化
インストールが終わったら続いてJetPackを有効化します。
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4JetPackの設定
JetPackの初期画面に切り替わるので[JetPackを設定]をクリックします。
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5アカウントの登録
JetPackを利用するためのユーザーアカウントを登録します。私はGoogleアカウントを使用するので[Googleで続行]をクリックします。
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6Googleアカウントを選択
ウィンドウがポップアップするので、使用したいGoogleアカウントを選択します。ここでは3つのアカウントの中からプライベート用を選択しています。
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7Googleアカウントと連携
Googleのアカウントと連携するための認証作業が行わる間、しばらく待ちます。
JetPackの基本設定
プラグインのインストールとユーザー認証が終わったら、次はJetPackの基本設定です。ただしここは飛ばしても構いません。
JetPackを利用するには3つの有料プランと無料プランがあります。今回はMarkdown機能しか使わないので、無料プランを選びます。
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8サイトのタイプを選択
続いてサイトのタイプを訊いてきます。スキップして構いません。
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9サイトのキーワードを選択
サイトのテーマとなるキーワードを選択します。ここもスキップして構いません。
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10サイトのオーナーについて
自分のためのサイトか友人のためのサイトかを訊ねてきます。ここもスキップ。
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11無料プランを選択
続いてJetPackの利用プランを選択します。今回はMarkdown機能しか使わないので、いちばん下の[無料プランをスタート]をクリックします。
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12無料プランの開始
[続ける]ボタンをクリックして無料プランの利用を開始します。
Markdown機能を有効化する
いよいよここからが今回の設定の本番です。設定そのものはひとつだけで簡単ですが、ちょっとわかりにくいところにあるので注意しましょう。
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13JetPackの設定画面
続いてJetPackの設定画面が現れますが、ここではすべてパスします。[WP管理画面に戻る]をクリックします。
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14JetPack設定画面を開く
WordPress管理画面に戻ったら、左のメニューからJetPackの設定をクリックします。
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15JetPackの執筆関連オプション
JetPackの設定画面で[執筆]をクリックします。
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16Markdown機能をオンにする
「プレーンテキストのMarkdown構文で投稿やページに書き込み」をオンにします。
クラシックエディタで装飾の手間を省きたいなら入れるべき
以上で、WordPress(のクラシックエディタ)でもMarkdown記法が使えるようになります。
なおWordPress 5.0で登場した新編集画面Gutenberg(グーテンベルク)はもとからMarkdown記法に対応しているので、上記の設定は不要です。
クラシックエディタでMarkdownを使いたい方のみ設定してください。
クラシックエディタでMarkdownを使うためのコツについては、以前の記事で紹介しているので併せてご覧ください。
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