WZ Editor 10で表示スタイルをMarkdown対応にする方法を紹介します。
完全にMarkdown記法をプレビューできるわけではありませんが、見出し構造などがわかりやすくなります。
表示スタイル設定を利用した簡易マークダウン対応
WZ Editorではもともと行頭に記号を入力することで見出しや箇条書きを表すことができます。たとえば行頭にピリオドを入力した場合は、ピリオドの数でH1、H2、H3などを表します。
これは入力された記号をもとに表示スタイルを割り当てているためです。
この機能を利用して、Markdown記法で書かれたテキストについても見出しなどを判りやすく表示できます。
ただし、この表示は本物のプレビューではなくあくまでも簡易的なものです。
本格的なMarkdown対応エディタが欲しい場合は、姉妹品にWZ Markdown Editorというシェアウェアがあるので、そちらを試してください。
WZ Editorの表示スタイルを変更する
WZ Editorを簡易Markdown対応にするには、表示スタイルをカスタマイズします。
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1[表示]メニューから[設定...]を実行
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2「環境設定」ダイアログボックスで「スタイル」タブを選択
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3「テキスト形式」ドロップダウンリストで「マークダウン」を選択
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4ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリック
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5確認メッセージで[更新する]をクリック
以上で表示スタイルがMarkdown記法ライクになります。
軽快な編集にMarkdownの手軽さをプラスできるお薦めライティングツール
WZ Editorではテキスト形式としてのマークダウンは簡易的なものです。すべての表示がMarkdown本来のようにHTMLに変換されるわけではありません。
しかし、見出し部分だけでも目立たせることができるので編集作業中の見出し構成の確認などは、格段にやりやすくなります。
またWZ Editor上の表示が簡易的なだけですから、Markdown対応のブログにコピー&ペーストしてやれば、ちゃんとHTML化してくれます。
テキストエディタでの快適な編集とMarkdown記法の便利さを同時に実現してくれるおすすめソフトです。