Windows11ではこの通知がWindowsの「通知センター」に表示されるようです。
この通知を停止する方法や、通知するアプリケーションの指定方法紹介します。
この記事の目次
通知センターのニュースフィードが煩わしい
Windows11ではいろいろなアプリケーションからの最新情報が通知センターと呼ばれるエリアに表示されます。
上のスクリーンショットではタスクバーのカレンダーの横に青地に白抜きの数字で表示されていて、3つの通知があることを表しています。
カレンダー表示部をクリックすると通知センターのウィンドウがポップアップして、通知の内容を確認できます。
ここではWebブラウザ(Google Chrome)で産経新聞のニュースサイトからの通知があることがわかりました(通知を許可した記憶はないのですが)。
このようなニュースサイトからの通知はたびたび入ってきて煩わしいのでストップしようと思います。
通知できるアプリケーションを選択
ちなみにWebサイトの更新通知以外にも、アプリケーションのアップデートなど重要な情報も入ってくるので、通知を許可するアプリケーションを選択できるようになっています。
まず、Chromeからのすべての通知を停止する方法を紹介します。
タスクバーのカレンダー表示を右クリックすると小さなウィンドウがポップアップします。
[通知設定]をクリックしましょう。
するとWindowsの「設定」アプリが起動してシステム>通知画面が現れます。
この中のいちばん上にある通知のスイッチをオフにすると、すべての通知を停止できます。
しかしこれでは重要なアップデート情報なども通知されなくなるので、できればここをオフにするのはやめておきましょう。
その下に「アプリやその他の送信者からの通知」というグループがあります。
先ほどのスクリーンショットでは、グループの先頭に”Google Chrome(バナー、サウンド)”というのがあり、Chromeからの通知を許可する設定になっているのがわかります。
さらに設定を確認したところ、そのほかにも”Google Chrome”という設定があり、こちらはオフになっていました。
ふたつのスイッチの関係がいまのところ明かでありませんが、Chromeからの通知を完全にストップしたいときは、両方ともオフにしておくといいでしょう。
このほかに、もうひとつChromeのすべての通知を停止する方法があります。
これは後ほど紹介します。
アプリケーションごとの通知設定
「アプリやその他の送信者からの通知」に表示される項目の多くは印刷や自動再生など、Windowsのシステムに関連したものですが、そのほかにもAdobe Creative CloudやPower Toysなど、ユーザー(このばあいFukuzumi自身)が任意でインストールしたものもあります。
こういったアプリケーションからの通知は、たいていのばあいアップデート情報です。
さほど頻繁に通知が届くわけではないし、セキュリティ関連のアップデートなど重要なものもあるので、見逃さないようにできるだけオフにしないほうがいいでしょう。
ニュースサイトのフィードだけ停止する
今回は、いつ登録したかわからないニュースサイトのフィードだけ停止しようと思います。
この場合、ここまで紹介した「設定」アプリではなく、Webブラウザ(Chrome)そのものの通知設定を変更することになります。
もういちど2つめのスクリーンショットを見てみましょう。
通知センターではGoogle Chromeからの通知がグループ化されているので、この部分を右クリックします。
すると先頭に、[Google Chromeのすべての通知をオフにする]というコマンドがあり、ここでもChromeの通知を停止できます。
そしてその下に[通知の設定を開く]というコマンドがあるので、これをクリック。
すると、こんどはWindows11の「設定」アプリではなく、Chromeの設定画面が現れます。
このページの下のほうに「通知の送信を許可するサイト」というグループがあり、Googleの各サービスやFacebookと並んで、産経新聞のニュースサイトが登録されていました。
リストの右側にある縦にならんだ3点ドットのボタンをクリックすると、小さなメニューがポップアップします。
ここで[削除]を実行すればニュースサイトそのものの指定が消えて通知は来なくなります。
Windowsとアプリ、それぞれの通知設定を使いこなす
このように、アプリケーション自体の通知やWebブラウザで許可した各サイトからの通知が、すべて通知センターにまとめられるので、すべてを一箇所でチェックできるのは便利です。
ただしその代わり、あまりたくさん通知を登録しておくと作業の邪魔になりかねないので、適宜オン/オフを選択してください。
Windows自体の通知設定とは別にアプリケーション(Webブラウザ)にも通知関連のオプションがあるというのも押さえておきましょう。