USBメモリが、あるときから頻繁に切断するようになって実用に適さなくなりました。
USBメモリを接続しても勝手に認識されなくなっては、さらに認識されるというのを無限ループでひたすら繰り返し。
おかげで、ファイル操作はまともにできないし、認識時と切断時のサウンドが鳴りっぱなしでうるさいことこの上なし。
ところがUSBメモリ自体が破損したわけではなく、ほかのPCに挿せばちゃんと使えます。
困り果てて放置していたんですが、どうやら解決策が見つかったようなので中間報告です。
今のところ安定して動作していますが、長期的にどうなるかはまだわからないので暫定情報扱いさせてください。
パソコンの電源設定を疑ってみる
解決の糸口になったのは新しく入手したノートパソコンでした。
オーディオインターフェイスにトラブルが発生し(この件は別記事で紹介します)、メーカーのユーザーサポートに問い合わせたところ、電源オプションでUSBのセレクティブサスペンドの設定を無効化したうえでドライバの再インストールを勧められました。
これがヒントになって、USBの電源が勝手に切れることでUSBメモリが強制的に切断され、その後電源が復帰することで再認識、これを無限ループで繰り返しているのではないかと推測。
そこで、さっそくセレクティブサスペンドを無効化してみたんですが、これだけでは問題解消には至りませんでした。
USBルートハブの電源管理をいじる
そこで、こんどはWindowsのデバイスマネージャーでUSBコントローラーそのもののプロパティを確認したところ、電源管理用のタブを発見!
「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」というチェックボックスをオフにしたところ、見事USBメモリが安定して使えるように。
「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」のノードには複数のデバイスが並んでいるので、その中から総当たりで確認していったところ、USB ルート ハブ (USB 3.0)のうちひとつめの電源管理オプションをオフにしたところで、勝手に切断される症状はなくなりました。
オンに戻してもいまのところ問題なし
USBメモリの接続が安定しているのを確認したところで、電源管理オプションを元に戻したらまた切断が発生するかを確認してみましたが、いまのところ症状が再発することはなく安定して使えています(といってもまだ数時間観察しただけですが)。
ということは電源源オプションが直接の原因というわけではなく、なんらかのきっかけになっただけということでしょうか。
結果的に原因はよくわからなかったわけですが、私と同様にUSBデバイスが切断接続を繰り返す症状に悩まされている方は電源設定を確認してみてください。なんらかの改善が見られるかもしれません。