Hollyview Lark 150 Duoが、amazonでクーポンセール中です。
当初2021年7月末までとなっていましたが、8月7日現在確認したところまだ継続中のようです。
その額、なんと6,600円。
通常価格33,000円のところ2割引ですよ。
きっちりレビュー書いている間が惜しいのでとにかく機材の概要だけ紹介します。
※画像はほとんどAmazonからお借りしました。
この記事の目次
YouTuber大注目の超小型ステレオワイヤレスマイク
HollyLandLark 150 Duoは、最近とみに注目を集めているステレオ収録可能なワイヤレスマイクセットです。
特徴をまとめてみましょう。
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送信機ユニット2個と受信機1基で、ステレオ録音また2人での個別録音が可能
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一方の送信機ユニットを-6dBでバックアップ録音も可能
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受信機ユニット上の液晶モニターで、送信機のボリューム調整、電波強度とバッテリー残量を表示
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全ユニットを収納可能なバッテリー内蔵ケース。セットするだけで自動充電
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ケースから取り出せば自動でペアリング
少し詳しく見ていきます。
超小型送信機が2個セットで同時録音
送信機は1個20g程度の超小型で、ベルトなどに挟めるクリップが付いています。
送信機自体にマイクを内蔵しているので、これだけでもワイヤレスマイクとして使えますが、シャツの襟につけたりするにはそれでも重いので、さらに有線のラベリアマイクが付属しています(もちろん2個)
送信機側のマイク用にヘアリータイプのウィンドマフが付属。
これが秀逸で、ラベリアマイク用のジャックを利用して簡単に装着できます。
もちろん簡単には抜けません。
さらに、ラベリアマイク用のスポンジウィンドマフには、交換用のスペアも付いてます。
送信機/受信機どちらからもミュート可能
送信機には電源スイッチを兼ねたミュートボタンがあり、ワンプッシュで無音にできます。
ちなみに通常は、ケースから取り出すだけで自動的に電源が入るので、収録の休憩中など以外では電源の操作はいりません。
また、上の画像にもあるように、受信機側からもミュート可能です。
バリエーション豊かな使い方
Lark 150は2基の送信機を利用して次のような使い方ができます。
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1基だけでのモノラル入力
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2基を同時に使ったステレオ入力
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二人にそれぞれの送信機をつけた、対話向きの入力
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右チャンネルを6dB下げて音割れを防ぐバックアップ録音
特に右チャンネルのゲインを6dB落すことでバックアップレコーディングができるのは便利ですね。
きっちりチェックしたはずなのに、まさかの音割れで一回きりの大舞台がが台無し、という失敗を防げます。
ステレオ入力するとき、左右チャンネルを簡単に識別できるようにインディケーターで色分け表示します。
インディケーターは受信機側にもあるので簡単に対応をチェック可能。
さらにバッテリー表示のLEDもあるので、送信機側でも残量チェックができます。
ディスプレイと独立ダイヤルを備えた受信機
一方、受信機のほうは送信機よりやや大きく、各送信機に対応した独立のボリューム調整ダイヤルと、液晶ディスプレイを備えています。
また送信機と同じようにクリップ付きです。
このクリップ部、実はカメラのアクセサリーシューに装着できるようになっています。
たとえばベルトに付けたときはダイヤルと液晶が上側に、アクセサリーシューに付けたときは後ろ側、つまり撮影者の目の前にくるようにレイアウトされています。
液晶ディスプレイには、送信機ごとに電波強度、ボリューム(ゲイン)、バッテリー残量が表示されるので、撮影者は収録中の状況をすぐに確認できます。
もちろん、受信機自体のバッテリー残量も表示されます。
モニターとラインの2アウト
受信機の側面にはそれぞれ、PhoneとLine用のステレオミニジャック。
左側がLine Out用で、付属のカールコードケーブルを使ってビデオカメラやレコーダーのオーディオ入力端子につなぎます。
いっぽう、撮影者は右側のPhoneジャックを使って収録の音声を常にモニターできます。
Line Out用ケーブルは通常の3極ステレオミニとは別に、スマートフォンに接続できる4極プラグも付属(なぜかAmazonの商品パッケージ写真では3極プラグケーブルが2本ですが)。
バッテリー内蔵収納ケース
Lark 150には、送信機2基と受信機を収納できるケースが付属します。
これがまた秀逸で、3基のセットを2.5回分充電可能なバッテリーを内蔵。
各ユニットをケースに収納すると自動で充電開始するので、つねにバッテリー切れの心配なくすぐに使い始められます。
ケースには充電用のUSB-C端子があり、もちろんケーブルも付属。
ただ、残念なことに付属品すべてを収納することはできません。
これを惜しいと感じるか、大きくなるよりましと感じるかはあなたしだい。
ケースから取り出すだけで電源オン
送信機、受信機ともに、ケースから取り出すだけで自動的に電源オン。
常に充電されているので、すぐに使い始められます。
またペアリングも自動なのでまったく手間がいりません。
取り出して一定時間放置すると自動的に電源が切れるので、ムダなバッテリー消費もなし。
とてもスマートです。
送信機4.5時間、受信機は7.5時間動作
1回の充電での動作時間は、送信機が4.5時間、受信機は7.5時間とされています。
長時間のライブ配信だとぎりぎりということもあるかもしれませんが、中断を挟んだインタビュー収録なんかにはまず困らなそうです。
受信可能距離は100m
電波の到達距離は見通しのよいところで約100mとなっています。
盗聴目的ならともかく、動画収録ならこれほどの距離は必要ありません。
実用上充分でしょう。
Fukuzumiの作業部屋で試した限りでは、階段の踊り場を挟んだ反対側の部屋にある(途中ドア2箇所)テレビの音声も問題なくキャッチ。
テレビから直接聴く音と比べても、明確な遅延は感じられませんでした。
ノイズのないクリアな音質
さて、実地での到達距離チェックなどはまだできていない(2021年7月下旬)んですが、動作確認と音質についての簡単なチェックはすませたので、ファーストインプレッションです。
まず、ノイズは非常に小さいというかほとんど聴き取れないくらいにクリアです。
また周波数特性は20~20kHzとされているので人間の可聴範囲はきっちりカバーしています。
インタビュー用の音声収録だけならもう少し狭くてもいいくらいですが、これだったら、ワイヤレスの機動力を活かして野外での環境音収録にも使えそう(ヘアリーウィンドマフもあるし)。
キヤノンXF400のように4ch収録可能なビデオカメラだったら、メインのマイクと併せていろんな応用が考えられます。
ちなみにFukuzumiは、受信機のステレオミニジャックからXF400のXLR端子にインプットできるように50cmぐらいの短いケーブルを用意しました。
ただ、これはちょっと右側が重くなりすぎでバランスが悪いかもしれません。
ふつうにステレオミニプラグで接続したほうがいいかも。
あと、XF400のショットガンマイクホルダーのせいで、受信機右側面の電源スイッチはやや押しにくくなります。
ハンドル上のズームレバーとRECボタンも少し押しにくいけど、まあすぐ慣れます。
写真ではハンドル上にケーブルを取り回してるけど、反対に前から廻した方がよい。
7月末までの割引クーポンは超お得
これだけの機能と使い勝手で、実売3万3000円というのはそれだけでお値打ちものですが、さらにAmazonでは2021年7月31日までのあいだ6,600円オフのクーポンが付きます。
600円の間違いじゃないですよ、6,600円です。
ただし、数量限定なので期間中であってもなくなり次第終了だそうです。
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