お~瑠璃ね~むの使い方をより具体的な例で紹介しています。
今回はファイル名の文字列をほかの文字列に変更する置換です。
お~瑠璃ね~むの概要については以前、別の記事で紹介しているのでそちらをご覧ください。
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この記事の目次
仮につけたファイル名を変更する
置換機能は、とりあえず仮に付けておいたファイル名をあとから正式なものに書き換えるようなばあいに便利です。
ここではお~瑠璃ね~むというソフト名を例に、やってみましょう。
お~瑠璃ね~むについて書いたメモや原稿が複数あるとします。
ファイル名をつけるときいちいちお~瑠璃ね~むと正式名称を入力するのはめんどうなので、「オールリネーム」とカタカナで名前をつけました。
これをあとからまとめて正式名称のお~瑠璃ね~むに変換します。
置換操作の流れ
ファイルをリストに登録する
お~瑠璃ね~むを起動したら、変換したいファイルをウィンドウ上のリスト部分へドラッグ&ドロップします。
連番生成と違ってファイルの順番は関係ありません。
置換する文字列を指定する
下の「ファイル・フォルダ名」タブで[置換]をクリックして、「~を」のテキストボックスに検索したい文字列、「~に」のテキストボックスには置換したい文字列を入力します。
今回の例では「~を」が「オールリネーム」、「~に」が「お~瑠璃ね~む」になります。
プレビュー~置換を実行する
文字列の指定が終わったら[実行]ボタンをクリックすると、リスト上の「変更後」フィールドにプレビューが表示されます。
間違いなく指定されているのを確認したら、[☆実行☆]ボタンをクリックしてください。
繰り返し行う置換は履歴から選択
同じパターンの置換をなんども繰り返し行うときは、履歴機能を使いましょう。
検索文字列と置換文字列のフィールドはどちらもドロップダウンリストになっていて、過去に置換を行ったときに入力した文字列が記録されています。
ドロップダウンリストから選択するだけで、以前使った設定をカンタンに呼び出せます。
なんども出てくる文字を置換するときのオプション
ファイル名の中に同じ文字がなんども繰り返し出てくるばあい、ぜんぶ変換するのか、ひとつだけ変換するのかを選べます。
たとえばABCテストA01.txtのようなファイルがあって、"A"を”G"に置換したいとします。
ぜんぶの文字を置換する
初期設定ではすべての文字列を置換するようになっています。
繰り返し出てくる"A"を置換すると、"GBCテストG01.txt"のように置換されます。
最初の文字だけ置換する
"ABCテストA01.txt"は、"GBCテストA01.txt”と置換されます。
最後の文字だけ置換する
ドロップダウンリストを開いて「最後の」を選択すると、マッチした文字のうち最後に出てきたものだけを置換します。
"ABCテストA01.txt"は、"ABCテストG01.txt”と置換されます。
ワープロの置換と同じ感覚で使えばOK
このように、置換オプションを使うと、ファイル名に含まれている文字列をその他の文字列に置き換えることができます。
ワープロなど一般的なソフトでの文字列置換に近いのでわかりやすいのではないでしょうか。
置換オプションは単語をひとつの単位として置換するのにむいています。
英大文字/英小文字の変換や全角文字/半角文字は、専用の変換オプションがあるのでそちらを使った方が簡単です。
お~瑠璃ね~むでの置換-まとめ
- ワープロの文字列置換と同じ感覚で使える
- 繰り返し置換したい文字列は履歴から選べる