PowerToysを使うと、あのショートカットなんだっけ？というときに便利な、Windowsのキーボードショートカット一覧を表示できます。
実際にキーを押して操作することもできるから、ショートカットを覚えたい人にもぴったりですね。
PowerToysの概要は以前の記事で紹介しているので、初めての方はまずそちらからご覧ください。
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FancyZonesの使い方 - PowerToys
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この記事の目次
Shortcut Guideは、Windows自身のキーボードショートカットをデスクトップに表示する機能です。
ただの一覧ではなく、表示されているキーを実際に入力するとそのままショートカットが動作して各ツールを使えるようになっています。
すべてのキーボードショートカットを丸暗記しなくてもいいのは助かりますね。
ショートカットには、ウィンドウのスナップやタスクバーアイコンの操作も含まれます。
Shortcut Guideの使い方
【Win】キーをしばらく以上押したままにすると、デスクトップ全体にショートカットガイドがオーバーレイ表示されます。
【Win】キーを押すと表示される
キーをリリースするとオーバーレイは消えます。
青地に白抜き文字で書かれているのが【Win】キーと組み合わせて使うキーです。
オーバーレイが表示されている状態でいずれかのキーを押すと実際にそのショートカットが動作します。
ウィンドウがスナップしたところ
Windows本体のキーボードショートカットは、もともと【Win】キーと何らかのキーを同時に押すわけですが、ショートカットガイドの時も同じで【Win】キーを押しっぱなしにした状態からキーを押すことでショートカットが動作するというわけです。
スナップに注意
矢印キーを押すとウィンドウのスナップができます（最大化／最小化／右へスナップ／左へスナップ）。
これはWindows本来のスナップ機能であり、PowerToysのFancy Zonesを操作するわけではないので注意してください。
Shortcut Guideの設定
PowerToysの設定画面で、Shortcut Guideの設定を変更できます。
Shortcut Guide自体の機能を無効化することも可能です。
起動までの時間や外観を設定できる
Appearance & beavior
ショートカットガイドの動作と表示方法の設定です。
Press duration befor showing(ms)
ショートカットガイドが表示されるまでの時間をミリセカンド単位で指定します。初期設定は900です。
上下のボタンをクリックすることで50単位で変更できます。また直接数値入力で指定することもできます。
Opacity of background
オーバーレイ表示の不透明度を指定します。初期設定は90%です。
不透明度20%での表示例
Choose Shortcut Guide overlay color
オーバーレイ画面の配色をDark/Light/System defaultの中から選択します。
配色をDarkにした場合の表示例
ショートカット初心者はまずここから
Windowsのショートカットはエクスプローラーを起動したり、設定画面を呼び出すだけでなく、仮想デスクトップの操作やタスクビューの表示など便利なものがいっぱいあります。
数が多いのでなかなか覚えきれませんが、Shortcut Guideを使えば【Win】キーの長押しから連続操作で使えるのでとても便利ですね。
わからなくなったらとりあえず【Win】キーを押しっぱなしにする、とだけ覚えておけば大丈夫です。
Shortcut Guide - まとめ
- 【Win】キーの長押しで呼び出す
- ショートカットのキー操作を一覧で表示
- そのままキー入力すればショートカットを実行
- 長押しの時間、表示の透明度や色をカスタマイズできる
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